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”知ってるとお得かも?!” 「生粋の京都人」の見分け方!

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”知ってるとお得かも!”「生粋の京都人」の見分け方 アイキャッチ画像 京ことば
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「生粋の京都人」

独特のニュアンスを持つ言言葉ですが、京都に長く住む人たちにとっては、1つの称号的な言葉でもあります。「京都人 of 京都人」のような?響きもあり、あこがれのような意味合いを感じる人もいるでしょう。

そんな彼らについて、前の記事では私が仮に「生粋さん」と名付け、以下のようなポイントで説明いたしました。

・「生粋さん」とはどんな人か?
・彼らが現在減少し続けているため、出会う機会がとても少なくなっている。

記事へはこちらから

なじみのない方にはちょっと面倒なような煙たい(うざい)ような存在に思えますが、これが案外「使える」のをご存じですかw ということで、今回は「知ってて役に立つ『生粋さん』の見分け方」を説明してみたいと思います。ただし、これはあくまで私の独断の基準で話をすることをご了承くださいませm(_ _)m

これを読むと

・「生粋さん」を知っているとお得なポイント
・「生粋さん」の見分け方5つ

がわかりますので、是非最後までお読みください♪

*何度も言いますが「生粋さん」は私が名付けたので、京ことばではありません!

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1.「生粋さん」を知ってるとお得なこと4選。

さて「これが何の役にも立たない」ならつまらないし知ってても仕方ないのですよね。なので何か得なことがないかなと考えてみたら、結構たくさんありましたね^^

例えばこんなこと♪

美味しい食べ物屋さん・たくさんの人が行かないお寺や神社を知っている。
② 地元の人の顔パスがないと行けないところ・なかなか会えない専門家や職人を紹介してくれる。
③ 「京都の真相」などという情報の真偽をすぐに教えてくれる。
④ もめ事をうまく納めてくれることもある。

結構魅力的ですよね!

古くから住んでいるわけですから、ネットワークはかなり強いものがあるでしょう。それを使ってお店や寺社の情報を得たり、やりたいことをするために人に会えたりするわけです。

また、他府県の方には謎なことも、地元にいたら普通のことだったりします。教えてもらったら京都トリビアが爆発的に増えたりするかも♪ これを使わない手はないですよね!

そして特に、「もめ事をうまく納めてくれることもある」というのはお得度が高いのではないでしょうか。京都ではあまり本音を言わなかったりすることが多いから、トラブルが起こっても結局何が悪いのかわからないことがあります。そんなとき、内情を良く知っている「生粋さん」がいてくれたら、解決してもらえることもある、ということです。ただし、全部が全部ではないので「納めてもらえること『』ある」ですけどね^^

しかし、これはどんな場合でも同じだとは思いますが、自慢ばかりしている人や嘘をつく人、人を利用するだけの人はダメですよ!正直で誠実な人と仲良くなりたいものですね。

また、人によって得意分野は違います。それは仕方ありませんよね。でも、これ全部は無理としても少なくとも1つくらいは可能かなと♪ それだけでもかなりなお得、と言えるのではないでしょうか。

2.「生粋さん」の見分け方

さて本題です。そんな「知ってるとお得な」生粋さんの見分け方を見てみましょう。

ここでもう一度お断りしておきますが、私が京都に住んできて、経験として使ってきたものをご紹介しています。なので他の京都の方と違うことも大いにありますので、そこはご了承くださいませm(_ _)m

前の「生粋さんはどんな人?」の記事で書いた条件は、「5代は京都に住んでいる人」でした。でも、いきなり「京都に5代住んでますか?」なんて聞くのも変ですよね💦

なので、もう少し簡単に見分けられそうな方法がないかな?と考えてみましたよ。

私が思いついた見分け方は5つ。

①場所伝統的な産業・習い事・伝統行事を行う寺社に行っているか?
②言葉昔ながらの京ことばを話しているか?
③会話の中身京都人がしがちなある質問をしているか?
④住所について縦横の通り名へのこだわりがあるか?
⑤料理名の呼び方やたら聞こえてくる、あの「ことば」を使っているか?

ということで、この順番でお話していきますね♪

①伝統的な産業・習い事・伝統行事を行う寺社に行っているか?

「生粋さん」はやっぱり「伝統的」なものが好きです。これはもう間違いないです。好き、というか、生活の一部なので切り離すことはできないでしょう。

ただ、京都に住んでいなくても好きな方は一定数おられますから、他の要素と組み合わせて考えていただくほうが良いかとは思います。

また、伝統行事を行っている神社に頻繁に行く方はチェックですね♪ その中でも「マイナーな伝統行事」というのがキーワードになります。マイナーな伝統行事というのは、例えば「お千度参り」「お火焚き」が挙げられますが、個人ではなく町内単位の行事で、京都の古い地域での実施率が高いです。そしてそれを大切に行っている方は「生粋さん」の確率が高くなってくるのです。

ほかには「夏越の大祓」も思い浮かぶんですけど、最近は観光客の参加も多くなってきているので、ちょっと確率が下がったかなぁという感じですね。

*お火焚き関連の記事はこちらを

*夏越の大祓関連の記事はこちらを

②言葉   昔ながらの京ことばを話しているか?

これはマストな要件ですね。京ことばが話せない人は「生粋さん」ではありません。

特にこのような言葉が聞こえてきたらグッドです!一般的な判断(A)からマニアックなもの(C)まで段階別に見てみますね。

A(関西語) 「おおきに」「~へん」

  関西一円・大阪でも普通に聞く言葉ですね。しかし、同じ言葉でも使い方が違ったりするのもあります。例えば、年配の方では「来ない」のことを「こーへん」とは言わず「きやへん」と言います。ちょっとした違いから古い京ことばがわかります。

B(京都語) 「~え」「~はる」「~さかいに」

  「~するよ」の「よ」の代わりに「え」を使う人は「生粋さん」の候補ですね。

「~さかいに」は「~するから」の「から」の代わりに付きます。人によってはこれも大阪と言いますが、たしかに昔の上方ことばではあったようです。しかし今は大阪ではほぼ消え、京都でも上京(西陣)あたりで少し残っているだけです。

あや
あや

そやけど、上京区の東部や中京あたりではこの話し方をする人は少ないような気がするわ。

「~はる」はちょっと複雑です。例えば「行く」の尊敬・丁寧語として「はる」を後に付けるときの変化の仕方が今と古いものは違うのです。今大阪を中心に言うのは「行きはる」ですが、京都では「行かはる」でした。ほんのわずかの違いですが、これで「生粋さん」がわかります。

C-1(古京都語) 「~やす」

  尊敬語の「~ます」などのように言葉を丁寧にするのに用います。

おこしやす  → よくおこしくださいました
おあがりやす → お召し上がりください
おやすみやす → おやすみになってください(おやすみなさい)

この言葉はもうほとんど聞きません。80代以上の方が話されるとき耳にすることがある程度ですね。でもこれを話す方はまず間違いなく「生粋さん」です。

C-2(古京都語) 音を2倍に伸ばす

これは大変多くの言葉に表れているので、気を付けて聞いていれば誰でも気が付くものです。たとえば1文字の言葉。

・「目」は「めぇ」と上げ、「歯」は「はぁ」と下げる
・「め」「は」それぞれの長さは、「ぇ」「ぁ」が付くのでの2倍の長さになる

このように言う人は間違いなく「生粋さん」と言えます。

しかし最近はこれらの京ことばも大阪弁や標準語と混ざり、かなり変わってきています。言葉というのは生き物ですから、「その言葉が京ことばではない」とは言いませんが、古い言葉とは違ってきているのも事実です。なのでどこで線引きをするかは相当難しくなってきており、他の見分け方と合わせて考えないといけないですね。

③会話の中身  「京都人がしがちなある質問」をしているか?

1)「京都人がしがちなある質問」って?

それは例えばこんなこと。ある特定のシチュエーションのときに出て来る言葉です。

京都の年配の方
京都の年配の方

おうちさんは、どちらからおこしやしたんえ?

これは古い京ことばで書きましたが、「おたくはどこから来られたんですか?」と聞いているのも同じと考えてください。こんなことを話す人は年配の方がほとんどです。

そしてこの場合、この生粋さんが話しかけるターゲットは「初めて会う・あまりよく会話したことのない」「関西弁を話す京都の人らしい」「年配の」人。なのでお互い年配の方というパターンですね。これはやみくもに相手の出身地を聞いているのではありません。大体見当をつけたうえで、京都の人であることを確認するために聞いているのです。

そして京都の人だとわかったら、次は

・京都のどこに住んでるか
・京都に何年住んでるか

をさりげなく聞いたりします。プライバシーの侵害しかない質問ですが、京都の人同士ではよくある風景です。これは会話をする前に、どこまで踏み込んでしゃべってもよいか探っているのです。

まなぶ君
まなぶ君

いやすでに十分侵害してるよ笑

まなぶ君ごめんなさい、スルーして行きますねw

古い京都人(生粋さん)同士では、何年京都にいるかが結構大事。古くからいるほうが立場が強いような雰囲気があるんですよね笑 実際は全然そんなことないと思いますがw でも、お互いの家の歴史を会話の中で披露し合って、立ち位置を決めてるようなところがあるように思います。

例えばこんな会話もよくあるような…

生粋さんA
生粋さんA

うちは300年くらい京都にいますのん。

と、1人目の生粋さんが何かの拍子に言ったとしますよね。すると他の生粋さんがすかさず言います。

生粋さんB
生粋さんB

へぇ~古いですなぁ。うちは秀吉のころ京都に来たとか父が言うてましたわw

この人は「生粋さんAはすごい!」と言いながら、自分の家はさらに100年古いと言ってますよ。年数を言わず、1600年ごろにいた秀吉を出すところなんかはうまいですね。

生粋さんC
生粋さんC

いやぁそれは古い!うちとこは上京に来たんは明治になってからですわ。そやけど、中京には本家が何百年も祇園祭に奉仕させてもろてるて聞いてます。

Cさんは、AさんBさんより1つの場所に住んでいる年数は少ないのでその点は新しいと認めてます。しかし、本家が祇園祭という歴史のあるお祭と何百年も関わっている、ということで「2人の家より古いかもしれないよ?」とこっそり伝えてますねw 

何年いるか。何やってたか。古いことをどれだけ知ってるか。相手を褒めながら自分の主張もしっかりやってます。でも、このくらいの差なら、この3人が仲良くやっていける確率は高いですね♪ 次からはこのデータを頭に入れたうえで、話を合わせていけるからです。横から見てたらすごく滑稽かもしれませんが、こんなことやってるのはます「生粋さん」でしょう!

2)ここからは余談ですが…

もしあなたがそんなシーンを見かけたとき… まぁ言えばこれは自慢話。あんまりいい気はしないかもしれないのですが、考え方としてはこんな感じでしょうか。

『あ~やってるやってる!』って心の中で面白がりながら、見守っていただく笑

知ってる人でも首をつっこむ必要もなく、横目で見ながら、

横で見てる人
横で見てる人

この人と仲良くなったらどんなお得があるかな?

とか考えてもらったらいいかなと♪

とってもめんどくさい京都人ですが、その人たちは良く言えば「今後話をしていく上で相手への配慮を考え、また自分の立ち位置を決めるためにもやっていること」をしていると言えます。つまり、後々の面倒を避けるための方策、ということですね。

④住所について  縦横の通り名へのこだわりがあるか?

京都の中心地には縦横の通りが碁盤の目のように通っています。その通り名には1つずつ歴史があります。そして通り名で住所を表現することにも歴史があり理由があります。

そのことが大事であり必要であると思っていると、当然こだわりますよね。それは取りも直さず「京都を大事に思い誇りに思っている」ということにつながってくるのです。そう思っているのは大体「生粋さん」に違いありません。

そしてしっかり例に漏れず、私も住所の決まりについて記事で詳しく書いています💦 興味のある方はどうぞ♪

⑤料理名の呼び方 やたら聞こえてくる、あの「ことば」を使っているか?

その言葉とは… そう、アレです。

「炊いたん」

聞かれたことありますよね♪ 想像の付いた方もたくさんおられたかと思いますw

昔々は知りませんが、少なくともここ100年ほどは関西で「煮る」はほぼ使われなかったと思われます。関西でも「煮物」は言うんですが、年配の方は「煮炊き物」ともおっしゃいます。

なので「煮る+たん=煮たん」は使いません。ここは絶対「炊いたん」です。

そして同じように「焼き物」は「焼いたん」ですし、「揚げ物」は「揚げたん」、「炒め物」は「炒めたん」と言います。食べ物の会話では「~たん ~たん」が飛び交ってますね笑! でも、圧倒的に「炊いたん」はメディアやネットでもよく目にします。現在「おばんざい」と呼ばれている京都のおかずを販売しているお店などで、この文字がよく使われているからでしょうか。

*「炊いたん」についてはこの記事で考察しています。大阪との比較が面白いですよ!

この「炊いたん」を使う人のお家はまず古いと言えます。そして大事なのはアクセント。最初の「た」が一番高く、最後に向かって下がっていきます。2番目3番目の音「いた」が上がる人は関東のアクセントの影響を受けています。京都のアクセントは一番最初が上がるのが多いので、その流れにも合っている言葉とも言えますね。

以上のことから気づかれたかと思いますが、「生粋さん」はもはや年配の方がほとんどです。中には京都生まれの京都育ちであるお祖父さん、お祖母さん、ひいお祖父さん、ひいお祖母さんなどと一緒に育った若い人がいるかもしれませんが、私が知ってる人はほんのわずか。京都の暮らしの文化を守るためにも、京都に住み続けてくれる人がもっと増えて行ってほしいなぁと切に願っています。

3.まとめ 

・「生粋さん」を知ってるとお得なことがあります。

①美味しい食べ物屋さん・たくさんの人が行かないお寺や神社を知っている。
②地元の人の顔パスがないと行けないところ・なかなか会えない専門家や職人を紹介してくれる。
③「京都の真相」とかいう情報の真偽をすぐに教えてくれる。
④もめ事をうまく納めてくれることもある。
 
この中でも特に④がお得ポイントです。京都の内情を良く知っている「生粋さん」がトラブルを減らしてくれますよ。

・「生粋さん」の見分け方

①伝統的な産業・習い事・伝統行事を行う寺社に行っているか?
②昔ながらの京ことばを話しているか?
③京都人がしがちな「ある質問」をしているか?
④縦横の通り名へのこだわりがあるか?
⑤料理名の呼び方 「炊いたん」のような「~たん」を連発するか?

1つだけでなく、複数当てはまる人ほど確率は高くなります。

そして今や「生粋さん」は減るばかり。若い「生粋さん」は希少な存在となっています。


以上「生粋さん」の見分け方の解説をしてきましたが、理解していただけましたでしょうか?とっても細かいことでわかりにくいかもしれませんが、こういう人とお友達になっておくとお得なこと増え、京都をますます深く知ることができると思います♪

この記事が京都が大好きな人のお役に立てたらとっても嬉しいです♪

あや

ご先祖さんより京都・上京区に300年以上居住しています。細かな習わし事まで続けてきた先祖の行いを受け継いで、私も京都の年中行事やお祭が大好きです。京都に住んでいる方・京都が好きな方に、知って役に立つ、また他所では教えてもらえない京都情報をお伝えします。

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