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「信長忌」に行ってきました。

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信長忌 アイキャッチ画像 京のひとこと(日々のブログ)
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昨日は、毎年「信長忌」をこの日に行っている阿弥陀寺へ行ってきました。うちの家も少なからず織田家とはご縁があり、私にとっても信長さんは特別な存在です。

当日は午前中に特別拝観があり、法要が行われ1回目の法話がありました。444回忌だそうです(ゾロ目ですねw)。戦国武将が好きな人たちの中でも特に人気のある信長さんだから、たくさんの方が来られたことでしょう♪

私は午前中は用事がありアウト、でも法話は聞きたい。一般拝観の中で午後1時と2時にもあるということで、あとでお話をする時間が取れる2時に行きました♪

京都御苑一本道
晴れててよかった~

上京区の西部にある自宅から自転車で東部のお寺へ。そんな時、よく通るのは御所(京都御苑)の中です。

砂利道なので、自転車で走るにはこの一本道がとっても役に立ちます。

寺町通今出川を、自転車で3分ほど上がったところに阿弥陀寺はあります。

中に入ったらすぐに見えるのがこの本堂。

阿弥陀寺本堂
本堂の中は撮影禁止です!

信長ってどんな人だったのか、気になる方向けへ。昔からある伝記としては「信長公記しんちょうこうき」があります。現代語訳が出てるのでちゃんと読めますよ。お子さん向けのマンガの伝記も多く出てます。

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1.ご住職さんのお話が楽しかった&テレビのご出演

到着後、本堂に入り阿弥陀様にご挨拶して待機。法話はすぐに始まりました。

お寺の由緒に続き本日のメインテーマ・信長についてのお話があったんですが、それは信長と阿弥陀寺との深い縁を感じさせる超インパクトのあるお話でした!全部説明してしまったら、次行こうと思っている方のご迷惑になるのでざっと要点だけにしますが…

・阿弥陀寺の開山(お寺を開いた方)・清玉上人の衝撃的な誕生
・信長との意外な関係
・本能寺の変での清玉上人の陰の功績・秀吉との確執… 

私がその場にいたらきっと気絶するだろうな、と思うことばかり。お話を伺いながらそう思いました。

しかしこちらの住職さん、と~っても話がお上手♪

30分ほどの法話だったんですが、引き込まれましたねぇ。もう少し聞きたかったなぁ。そういうこともあってか、テレビも良く出演されているようで、今度はBS朝日に出られるということも聞きました。

BS朝日 6月5日午後9時 「あなたの知らない京都旅」

案内の旅人は俳優の内藤剛志さん。ご住職は番組の最後のほうに登場されるようです(予定)。Tverで6月12日まで見逃し配信もありますので是非♪ うちもBS無いので絶対見る! 今後もTVや動画でたびたびお顔を拝見することになるのでしょう。

そうそう、ご住職、「信長の野望」のゲームをされるそうです^^ これならすぐに武将の名前も覚えられると♪信長に関することはすべて網羅されてるのでしょう。

2.本堂の中を拝観

本堂の中、左側には信長や秀吉の書状が並び、奥には信長・兄の信弘・息子の信忠の木像がありました。信長一周忌の際に、家臣青木重直が寄進したものだそうです。なので、信長の顔を知っている人が作らせた像、ということになるんでしょうか。

そのせいなのか、よく見る絵の信長像と似ていました。ほっそりとして鼻が高くて。こんな顔をしてたんだ、と納得できる御姿。なんだか信長と直接面会しているような気分がしましたね。

また、本堂右には清玉上人の木像と対面できました。激動の時代を生きたお坊様の堂々たるお姿。いったいどんな思いで過ごされたのだろう。そんなことを思いながら手を合わせました。

そしてその横のテーブルには、いくつかの古文書が置いてありました。かたわらで学生さんが拝観してる人と話しているところに近づくと…京都府立大学文学部歴史学科の学生さんたちが行う「古文書解説コーナー」でした。昨年阿弥陀寺の書院改修工事の折新たに400点以上も古文書が発見され、その学生さんのゼミが調査をしているのだそうです。

いや400点ってすごくないですか?こんなに長い年月が経ってるのに、まだ新しい発見があるなんて。まだまだ知られていない史実が隠れていそうですよね♪

3.信長さんのお墓参りへ…

お話を聞いた後は信長・信忠・信孝親子のお墓参り。清玉上人の壮絶な人生を想いながらお墓に手を合わせました。写真もOKということだったのでパシャリ。

信長信忠のお墓

お寺の門から本堂の左を進み、突き当たったところにあります。実は私、19歳の時父と一緒にお参りしたことがあったのですが、連れられて行ったので場所の記憶が全く無く… お寺の関係さんに案内してもらってやっとわかりました💦

4.洛陽四十八願所の札書でもあります。

ちょっと付け足し。ここ阿弥陀寺は、私が今廻っている巡礼「洛陽四十八願所」の第16願札所でもあります。昨日はそちらのお話もでき、御朱印もいただきました。

阿弥陀様と信長、2種類の御朱印があったのですが、巡礼の御朱印帳にいただくので阿弥陀様を。次行くときは信長のほうをいただこうっと。

このお話はここで書くとまた長くなるので、巡礼のカテゴリーで詳しく書かせてもらおうと思います

5.資料&お菓子♪

今回いただいた資料もご紹介しておきましょう。

信長忌でいただいた資料

「阿弥陀寺由緒略記」にはご住職さんがお話してくださった内容が含まれていました。メモしてなかったので助かった💦

「阿弥陀寺文書調査のあゆみ」は、前述の京都府立大学歴史学科文化情報学ゼミによる記念展示のパンフレットです。

上の紅白のお干菓子は織田家の家紋「木瓜紋」をかたどってます。

由緒略記の内容は、四十八願のほうで詳しくお伝えしたいと思います。

帰り際、境内で亀屋清永さんのどらやきが販売されていたのでゲット♪この日限定で木瓜紋の焼き印が付けられているそうです。日持ちを聞いたら1週間、っておっしゃったのですが、帰ってすぐに完食してしまいました~!

亀屋清永のどらやき
亀屋清永のどらやき中身

本店での今期の売り出しは終了していたそうなのですが、阿弥陀寺さんにご縁の方からの注文だったそうです。

こんなおいしいのならもっと買えばよかった~

この亀屋清永さん、清浄歓喜団という古代から伝わるお菓子を作っていることでも有名なお店です。最近は新しいお菓子もどんどん出てきているので、また買いに行きたいと思ってます♪ インスタはこちら


いや~よいお参りでした。今までで一番信長を身近に感じることができたように思います。信長の菩提寺である大徳寺は美しくて見る価値も大きいと思いますが、本当に信長が眠っているのはこの阿弥陀寺。

ご縁の深い清玉上人にお墓を建ててもらい、400年以上にわたりこれだけ大切に供養されている。ファンも毎年やって来る。普段はひっそりとした境内で安らかに眠っている信長さん、きっと極楽往生されていることでしょう。

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